2010年6月23日更新
ベトナム在住日本人による、ベトナム企業情報です。
現地企業との提携、投資などのお役に立てれば、と思います。
ベトナム企業情報
ローカル情報はお任せを
ベトナムは、社会主義国ですが、
これまでの社会主義国とは、
かなり変わった路線を歩んでいます。
一言で言うと、「開かれた国づくり」を目指しています。
海外からの投資は、
激増中です。
上り調子の今を逃したくないですね!
ドイモイ以降、開かれつつある、ベトナム企業。
合弁の持ちかけも、今後有効かもしれません。
タカラトミーさんも、進出を決定しています!
タカラトミー 玩具の中国生産縮小へ 安全不信のあおり受け
中国製玩具への安全不信が世界的に広がったことを受けて玩具大手のタカラトミーは
31日、金額ベースで9割を占める中国での生産を大幅に縮小する方針を明らかにした。
ベトナム、タイなど中国以外での生産比率を3年後に最低で3割、最大6割まで高める。
日本国内で販売される玩具のほとんどは中国で生産されているが、大手の方針転換で
中国一極集中を改め、他国へ生産シフトする「チャイナ・プラス・ワン」の動きが他社に
広がる可能性もある。
中国製玩具については今夏以降、基準値を超える鉛を含む塗料が使われていたとして、
米玩具大手が相次いで製品を自主回収する騒ぎに発展した。
タカラトミーによると、事態を重くみた中国政府が検査体制を強化。このため製造現場が
混乱し、商品の発売が遅れるなどの影響も出たという。さらに、進出先の広東省周辺では
労働力不足、人件費高騰で生産コストが上昇しており、「生産の中国一極集中には問題が
ある」(同社幹部)と判断した。
今後は、玩具全体の1割を生産しているタイや、9月中旬から欧州向けゲーム商品の製造
を始めたベトナムなどに生産拠点を移転するチャイナ・プラス・ワンで「リスクを軽減する」。
ただ、13億の人口をかかえる中国は将来の有望市場であり、一定規模の生産拠点は
残す方針だ。また、ベトナムなどは現地で調達できる部品の比率が低いため、段階的に
シフトするという。
米国と異なり、日本で販売される玩具の8割近くは形状、材質などを第三者機関が審査
する玩具安全(ST)基準に則っている。それでもタカラトミーは安全性を高めるため、鉛の
混入などがわかるX線分析機を9月に中国・深●(=土へんに川)の工場に導入。生産委託
する現地メーカーの品質検査料も負担し、独自の安全管理を徹底している。
産経新聞 2007.10.31 19:56
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/071031/fnc0710311956012-n1.htm
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